カンノンチクの特徴と育て方

観葉植物の育て方

学名:Rhapis excelsa
英名:dwarf ground-rattan, lady palm 
科属:ヤシ科 カンノンチク属
原産地:中国南部

特徴

  • 江戸時代初期から栽培が始まっており、100以上の園芸品種がある日本独特の園芸品です。
  • 本来は2~4mくらいになる株立ち性の植物ですが、園芸品種は小作りになっています。
  • 葉は6~8枚に深裂した掌状葉で濃緑色です。
  • 葉幅が広く、葉割れの少ない幹の太い系統の「達磨」、「小達磨」などが多く出回っています。

置き場所

  • 耐陰性は強いので、北玄関などにも置けます。しかし、本来はかなり陽光を好むので、夏は戸外の半日陰の場所のほうが適します。
  • 風当たりが強すぎると葉が痛むので注意します。
  • 冬は窓際などの明るい場所に置きます。

温度・越冬

  • 生育適温は20~30℃程度です。
  • 耐寒性はかなり強く、0℃近くまで十分に耐えるので、室内なら十分です。
  • 8℃程度でも生長するので、普通の室内なら冬でも育ちます。

水やりのタイミング

  • 生育期には用土が乾いたら、水は葉水を兼ねて葉上から十分に与えます。
  • やや多湿な状態を好み、土の乾きすぎ、空気の乾燥などで葉先が枯れ込みます。
  • 水はけの悪い状態で水を過剰に与えると根腐れを起こします。
  • 土の表面に水苔を敷いて乾燥を防ぐと水やりが楽です。 
  • 冬は水を控えめにし、葉水をときどき与えて湿度を保ちます。

肥料

  • 生長期には1.5~2ヶ月に一度緩効性化成肥料を施します。
  • 冬は肥料を与えません。

病害虫

  • 空気の乾燥により、カイガラムシが発生します。葉が密生していると発見が見落としがちなので注意しましょう。
  • カイガラムシの駆除は強い葉水を当てたり、歯ブラシでこすり落とす、または湿らせた布でふき取ります。その後、薬剤散布を行います。

植え替え

  • 葉先や下葉が枯れる原因は、根詰まり、水のやりすぎ、水不足などによる影響、または、湿度不足が主な原因です。2~3年に一度は植替えを行うようにしましょう。
  • 古土を落として根洗いし、腐った根をとり除いて新しい用土に植えつけます。
  • 根は切り詰めないようにします。
  • カンノンチクは、ほふく茎が伸びて子株を出します、植えかえの際に切り分けて株分けができます。
  • 花咲く場合は株が十分に育ち、古株になったときによく起こります。花は花穂の付け根から切りとります。また、根詰まりでも花を咲かせる場合がありますので、その場合は植替えを検討してください。

年間スケジュール

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