特徴
- インド洋の西部、マスカリン諸島にあるレユニオン島の固有種です。
- 幹の基部は肥大して徳利形となっています。
- 幹にははっきりとした環状紋があります。これは葉痕と呼ばれ、葉の落ちた痕です。
- 幹の上部に肉穂花序をつけ、淡緑色の花を咲かせます。
- 幹の基部が大きく膨らむ特異な形態をしたヤシです。直径が60cmほどに膨らみますが、肥大部の上は急速に細くなります。
- 葉は羽状複葉で、長さ1~2mあり、アーチ状にしなり、いくらかねじれた姿になります。葉色はやや黄味を帯びています。
- 熱帯では庭園樹として広く植栽されます。
- よく似たヤシにトックリヤシモドキがありますが、これは、幹の中央部にも膨らみが出ますが、生育の早いのが特徴で、鉢物でよく見かけます。
置き場所
- 日当たりを好む観葉植物ですが、耐陰性があるので明るい日陰でも育てる事ができます。
- 真夏の日差しは強すぎるので明るい日陰で育てます。
- 成長が遅いヤシですが、とても大きくなるヤシなので日光にあまり当てずに成長を遅くさせる育て方がよいです。
- 冬の耐寒性はやや弱く12度以上で管理します。
- 生育の適正気温は20℃~30℃程度で、高温多湿を好みます。
- トックリヤシは他のヤシ類に比べ高温性の植物ですので、越冬には12℃以上は必要です。
- 夜間の冷え込みができるだけ起こらないような環境で育てることが大切です。
- 冬~春
- 室内の日当たりのよい窓辺から明るい日陰。最低温度は12度以上で管理前項に沿った場所で管理します。
- 室内管理での注意点は低温と乾燥です。耐寒性がやや弱いので暖房が切れた夜間の室温に注意して下さい。
- エアコンの温風が当たらないようにしてマメに霧吹きで加湿して下さい。
- 春~秋
- 室内、戸外の日当たりのよい所から明るい日陰(真夏の直射日光は避ける)外気温が20度程度になると生育期に入ります。
- 冬の室内管理で弱ったり樹形が乱れた植物は、この季節にメンテナンスを施す事でかなり回復します。
- 可能であれば屋外の直射日光が当たらない明るい日陰に移動させ水やりと葉水を行い、定期的に肥料も与えて管理します。
- 一年を通して室内管理のみの場合は、生育期に出来る限り自然環境に近づけて下さい。
- 光線不足になると新芽の展開が悪くなったり、葉の色が薄くなったりします。
- エアコンの冷風にも注意しましょう。
水やりのタイミング
- 生育期の5月~9月では、鉢土表面が白っぽく乾いてきたら十分な水を与え、葉にも葉水を与えてあげると良いでしょう。
- ハダニの発生防止の為にも葉水は特に大切です。
- 冬は、鉢土表面が白っぽく乾いて3~4日してから、鉢土に水を与えます。この時、水を与えるタイミングとしては天気の良い午前中に与えてあげると尚良いです。
- 週に1~2回程度、日中の暖かい時間に霧吹き等で葉水を与えてあげましょう。
- 寒さに弱いので植物の耐寒性を上げるためにも冬の水やりは控えめにする事が大切です。
- 受皿に溜まった水は必ず捨てて下さい。根腐れの原因のひとつになります。
肥料
- 生育が始まる5月~9月までの期間(生育期)は、1.5~2ヶ月に1回の割合で置き肥用の緩効性化成肥料を施します。
- 水替りに3回に1回の割合で希釈した液体肥料を併用しても構いません。
病害虫
- 水ぎれや乾燥状態になると、ハダニやカイガラムシが発生しますので早めに駆除します。
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